suko
イギリスを構成する国の一つ、スコットランドが独立をめぐった住民投票で揺れています。スコットランドはグレートブリテン島(イギリスの左側の大きな島です)の北側に位置する国で、人口530万人くらいの国です。また、面積は7万8千平方キロ位の大きさです。

この大きさを日本の件で例えてみると、北海道の人口540万人、面積7万8千平方キロとほぼ同じ感じです。イメージとしては北海道ぐらいの地域が独立をめぐって住民投票をしているわけです。

日本で、北海道が独立する是非を問う住民投票をするとなったら大騒ぎになると思いますが、それに匹敵するような事が現在イギリスで行われているのです。

(もっとも、北海道が独立するというのは現実的な話ではないですが、それほど大きな事件という意味です。)

住民投票の結果はこれからという事ですが、かなり大きな事件が9月19日現在で起こっているのですね。

イギリスという連合国家は今後はどうなるのか、スコットランドは独立するのかなど、しっかりとみていく必要があありますね。
  • 通貨は
さて、日本だったら円、欧州圏だったらユーロとそれぞれの通貨を用いているのですが、イギリスはご存じのとおりポンドを用いています。

そこで気になるのは、仮にスコットランドが独立した場合、通貨はどうするのかという事です。報道によると当面はイギリスのポンドをそのまま用いるという事ですが、 将来的にどうなるかは不透明であると考えられます。

というのは、 経済規模が相対的に大きなイングランドとウェールズ、北アイルランド(つまり現イギリスからスコットランドを除いた3国です)にとってはメリットが薄いという事が言えるからです。

例えば、少し前にギリシアが経済危機に陥った時、ユーロ圏は結果として手助けをしました。しかしその危機を克服するまでの間、経済は大きな混乱に見舞われましたよね。

では、あの時にユーロ圏とギリシアの立場が逆だったとしたら、つまりユーロ圏が経済危機に陥ったとして、ギリシアがユーロ圏を助けることができたでしょうか?

普通に考えればNOですよね。

そして、そこまで大きな差が無いにしても、スコットランドと旧イギリス3か国はそのような関係になると考えられます。

すると、ちょっとスコットランド以外の現イギリス3か国にはメリットがなさそうですよね。そのため、将来的にはスコットランドの通貨はポンドではなくなると考えらます。