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夜間や休日に会社や顧客からの連絡はあまりうれしくないと感じる人が多いと思います。そのような連絡で良い知らせが来ることはほとんどないといった事を経験上知っている人が多いからなおさらそう感じるのかもしれません。

基本的には、夜間や休日に友人や家族以外から来る連絡は、残念ながらあまり良い知らせではないと相場が決まっています。

でも、連絡を貰ったはいいけど、結局営業日になるまで対処できないといった経験はないでしょうか?

■職場の外では対応できないのでは

緊急対応が必要となるような事柄の場合、職場など資料が揃っていない場所での対応はむつかしいのが現実ではないでしょうか?

重要な問い合わせの場合、うろ覚えの記憶で回答するわけにはいきませんし、結局は営業日に出社するまで回答できないといった答えになる事も多いと思います。

しかし、そのような問い合わせがあった場合、休みの間中、その問い合わせの内容が気になってしまい結局、うまくリフレッシュすることができなくなるかもしれません。

■緊急対応のポリシーを決める

このようなことがあるので、緊急対応についてはポリシーを決めることがお勧めです。

一番極端な例は、「どうせ対応できないのだから、夜間や休日は電話に出ないし仕事関係のメールも見ない」というポリシーにしてしまうということです。

これはある意味合理的です。どうせ今知っても対応できないのだから、知らないほうがいい。問題を知って休養を台無しにするくらいなら知らないでしっかり休んだほうがいいという発想ですから。

もっとも、一般的な人はそこまで割り切った対応はむつかしいと思います。そのため、やむなく夜間や休日に仕事の連絡を受ける事になると思います。

この場合もただ連絡を受けていては今までと一緒ですので、ちょっとしたコツを使って内容の仕分けをする必要があります。

例えば、その場で対応できる所まで、その場で対応してしまいましょう。そして、その場で対応ができないことについては、「これ以上は資料を基に対応しないと正確な対応ができませんので」と言って途中で有無を言わさずに打ち切ってしまうことです。(対応を続けようにも出来ないものはできないのですから。)

そして、メモ帳か何かに発生した事柄をメモって後は忘れてしまいましょう。(覚えていたって何もできないのですから、忘れてしまうほうが合理的です。)

おそらく、気持ちはそれでもモヤモヤすると思いますが、悩んだところで何も解決しないので、腹を決めて休むしかないのです。

■できないことはできないと伝えよう

このように書くと、「無責任だ」と思われるかもしれませんが、できないものはできないのです。私が思うには、できもしないことを「できます」というほうがよっぽど無責任です。

そのため、これ以上対応できないところになったのならば、はっきりと「今はできません」と伝えたほうが誠実な対応ではないのでしょうか?

■そもそも本当の意味での緊急事態はあるのか?

と、ここでお話の前提をちょっとひっくり返してみます。そもそも、緊急事態は起こるのでしょうか?「もちろん緊急事態はあるよ」と思われる方がほとんどだと考えられますが、本当にそうでしょうか?

上で上げたように、次の営業日で対応できることならば、それは本当は緊急事態ではないのかもしれません。つまり、無理をして対応をしなくてもよかった事だったかもしれないのです。

逆に、何が何でも今すぐに対応しなければならない緊急事態が今まで何度あったでしょうか?おそらく医療や介護といった命を預かる仕事についている人以外は殆どそのような経験がないはずです。

とすれば、思考実験的ですが夜間や休日には一切電話に出ないという選択肢もそれほど非常識ではないのかもしれませんね。(とはいえ、私自身は電話やメールの対応は行いますが)