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天気情報で

台風6号がフィリピンの東を北上中。このあとは勢力を増しながら日本付近に近づく見込み。来週前半は大荒れの天気が予想されます。台風が接近する沖縄だけでなく、広い範囲で注意が必要です。
来週月曜~火曜 沖縄に接近

台風6号の予想進路図を見てみると、来週11日(月)ごろから進路を東寄りに変え、12日(火)には沖縄に最接近する見込み。大雨や暴風、高波に十分に警戒してください。月曜日から影響を受ける可能性があるので、この週末のうちに備えをしておくと安心です。2015年5月8日 tenki.jp

といった風に、台風6号が発生し、さらに、日本付近に近づいてくる見込みであるとの報道がなされていました。

我が国は春夏秋冬という美しい季節があり、また季節ごとに美味しい物が食べられたりと非常に魅力的な風土を持っています。

しかし、どのようなことにも負の面はつきもので、このように夏から秋にかけては台風による風水害が発生する可能性があります。

しかし、備えあれば憂いなしです。防災、特に緊急事態が発生しても事業を存続させるBCPについて考えてみたいと思います。
  • BCPって?
さて、いきなり外来語が出てきてしまいましたが、BCPとは(Business continuity plan)の頭文字を取った言葉で、危機的な事柄が発生した時であっても事業の継続を図る。もしくは、目標時間をあらかじめ決めておき、その目標時間内に復旧できるようにするといった事を指す言葉です。

少し前に中小企業庁が音頭を取って「中小企業BCP策定運用指針」を定めていましたのでひょっとしたらご存知の方も多いかもしれません。

と、なんだか難しい言葉ですが、そのような言葉は、我が国では諺として「備えあれば憂いなし」と表現されています。

と、このような言葉は、人的な被害が発生しないことが大前提になります。その為、事業の復旧の前に従業員の避難計画をしっかりと立てておくといった事が非常に重要になります。
  • リスクを洗い出す
さて、例えば、店舗の地下に大きな倉庫を持っていてそこに大量の在庫を抱えているような小売業があったとします。

そして、今回のように台風が接近しているような場合で発生が懸念されるリスクは、浸水被害を受ける事や停電が発生すること等が挙げられます。

では、どちらの被害についてもコストをかけて対策を採るべきでしょうか?経済的な資源が無限にあるならばそういった対応も可能ですが、一般的には発生頻度と発生した場合の被害の大きさを考えて何から対策をすべきかを考えていきます。

そして、そういった優先順位を考えるためにも、発生した事柄がどの程度の被害をもたらすかについて把握しておく必要があるのです。

このお店では、在庫を地下倉庫に保持しているので、浸水被害を受けると、地下にある在庫がすべてダメになるといった甚大な被害を受ける可能性があります。しかし、停電が発生してもそこまで大きな被害にはなりません。

そのため、停電対策は後回しにして浸水被害への対策を考えていく必要があります。
  • なにから復旧すべきかを決めておく
さて、リスクを洗い出して浸水対策が重要であることが判った後は、浸水が発生しないようにするために災害が発生した際に何をすべきかを考えていきます。

また、浸水が発生した場合でも、どこから手を付けるかをあらかじめ考えておく必要があります。

例えば棚の上の方には高価な商品がしまってあるので、まずは排水ポンプを復旧し水をくみ出す。といった風に決めておくのですね。
  • いつまでに復旧するか、どの手順で復旧するかを決めておく
そして、被害が拡大しないように、また、速やかに復旧できるようにあらかじめ段取りを決めておくことが大切になってきます。

少し長期的なスパンで、災害からの復旧のために保険をかけておくとか、融資を受けられるあてを作っておくといった事も大切になります。


我が国は美しい四季があったり土地土地で文化や名産品があったりと非常に魅力的な風土に恵まれています。しかし、台風に代表されるような自然災害は避けられないといった問題も抱えています。

災害は発生してしまうとの前提に立って、災害が発生した後に速やかに事業を復旧し地域の雇用や従業員の生活を守るといったBCPについて考えてみてはいかがでしょうか。